クラフツマンシップセミナー 第1回
Craftsmanship Seminar 1
初回である今回は、ゲーム、映像、メディアアートなどで扱う、IoTとCGを特集します。また、それを支えるITインフラの最近の動向についても紹介いたします。夏休みの自由研究にも使える、初心者向けのセンサーを用いたワークショップも行ないます。さまざまな領域での活用のためにも、この機会に是非IoTに親しんでください。
■開催要項
●開催日時 :
2017年08月02日(水) 15:00-18:40
●会場及び詳細 :
The Lab/Active Studio
大阪市北区大深町3−1グランフロント大阪北館2F The Lab内
●プログラム :
15:00-15:20
IoT時代の可視化 -新時代のクラフツマンを目指して- (Vislab OSAKA/大阪電気通信大学 上善恒雄)
VisLab OsakaではBig Data時代の社会システムの基盤構築に向けて様々な試みを行っています。近年、センサ・データ処理・可視化に関して様々な技術が普及し、誰でもデータ取得からその分析・可視化ができるようになってきました。今回はこれらのIoT関連技術について、今から始めるセンシングから可視化まで身近になった技術について紹介します。
15:20-16:10
お手軽IoT入門ワークショップ (大阪電気通信大学 上善研究室(D3森本哲郎,D2白濵勝太,上善恒雄)
クリエイターでCGを扱う方を対象に、IoTデバイスに触って見るワークショップを行ないます。入門編ですので未経験の方も大歓迎です。ワークショップを通してセンサネットワークの実感を感じて頂くのが狙いです。BBCが開発したchibi:bitやwio coreを使います。センサーは台数に限りがありますので、参加者で幾つかのグループを作って頂く予定です。
16:30-16:50
映像制作環境から見た最近のIoTとITインフラ (スタジオフォンズ 桐生裕介)
長時間の映像を扱うスタジオとして、特にCGを用いて制作を行う立場から見た、最近のIoTやITインフラに関してお話しします。IoT ,ITインフラの各種技術を映像制作に取り入れる際に生じる、実践的立場からの現状をお話ししたいと思います。
16:50-17:20
映像制作とITインフラ -クラフツマンシップを支える裏側で- (スタジオフォンズ 桐生裕介)
スタジオフォンズでは、homesという一本の映画に取り組んでいます。そこでCGを使いますが、アーティストの個性は様々で、個々のアーティストの力を伸ばしつつ全体の協調を図るといった、若干離れ業のような仕組みを必要とします。今回は、社内で使っている映像制作全体を支えるITインフラの仕組みを紹介し、様々なワークフローを支えるために、どう現代の技術を扱っているかをお話しします。
17:40-18:40
これからのCGとIoT (Vislab Osaka/大阪電気通信大学教授 原久子,上善恒雄,スタジオフォンズ 桐生裕介)
これからのIoT、CG、そしてそれらを用いたデジタル・クリエイションに関して、参加者も交えて、ざっくばらんに対話の場を持ちたいと思います。
●協力 :
スタジオフォンズ, 一般社団法人ナレッジキャピタル
under construction...