ポリゴン・ピクチュアズの社内インフラ
Internal infrastructure in Polygon Pictures
(株式会社ポリゴン・ピクチュアズ)
(Polygon Pictures Inc.)
2017年12月現在の情報となります。今後の会合の状況を見つつ加筆修正を含めブラッシュアップを進めていく予定です。
■システム図
■System diagram
■概要
■Overview
ポリゴン・ピクチュアズでは信頼性・可用性の高いプロダクションストレージを中心に、インフラ環境を構築しています。
基本的にアーティストが作業するためのすべてのデータがストレージシステム上に配置され、各端末からI/Oを行なっています。
250人程度のアーティストが常時アクセスしており、ワークステーションの台数は500台近くとなります。
編集セクションにおいては、I/Oに対する要件が高いため、SCSIベースの専用のストレージシステムを利用しています。
クライアントのOSは、Windows、Linux、MacOSがあり、多様なOSからマウントされています。
レンダリングやシミュレーションを行う専用のレンダリングサーバーが、120台程度常時稼働しています。
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■ストレージシステム
■Storage System
TVシリーズなどのプロジェクトでは、1つのプロジェクトで100TB以上のストレージ容量を必要とします。
クライアントのOSからのアクセスは、WindowsはCIFS、Linux/MacOSはNFSを使用しており、ストレージシステムはマルチプロトコルを処理できるようになっています。
ストレージシステムは基幹ネットワークと10Gネットワークで接続され、20〜30Gbps程度のスループット性能があります。
SSDキャッシュを使用することにより、inode情報や頻繁に使用されるデータには高速にアクセスが可能になっています。
パイプラインシステムのリビジョン管理により作成されるデータには重複データが存在し、ストレージシステム上で重複排除を行うことによって、30%程度の重複データを圧縮しています。
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■レンダリングサーバー
■Rendering Server
CPUが2ソケットを基本とした構成で、ソフトウェアライセンスの効率化のため、リプレイスの度に、1台あたりのコア数がなるべく多くなるようにスペックを選定しています。
最近はレンダラーを始め、GPU利用の需要が高いため、複数枚のGPUを構成できるようなレンダリングサーバーも導入をしています。
アーティストのワークステーションも、帰宅時などにログオフすることによって、レンダーファームに参加することができるようになっています。
ディスパッチャーにはThinkbox社のDeadlineを使用しており、パイプラインシステムと連携するためのカスタマイズを行なっています。
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■使用している主なDCCツール
■DCC tools
・Maya
・Houdini
・Nuke
・Hiero / HieroPlayer
・Mari
・Zbrush
・Flame Assist
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※会合までに資料の内容を更新する可能性があります。
※There is a possibility to update the contents of materials by the meeting.